既存のプロジェクトと連動した機能的なゾーンの設定により、IRの相乗効果を高めます。
関空利用国内客 | 関空利用外国人客 | りんくうタウン来街客※1 | 合計 | |
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2013年度(実績値) | 6,733千人 | 2,321千人 | 8,500千人 | 17,554千人 |
2020年度(ケースA)※2 | 7,076千人 | 3,751千人 | 8,500千人 | 19,327千人 |
2020年度(ケースB)※3 | 7,076千人 | 6,400千人 | 8,500千人 | 21,976千人 |
(2014年10月)
- ※1) りんくうタウン来街客は、累計年間1,040万人と推計されているが、重複率を20%として計算。
- ※2) 2020年度予測ケースAは、関空利用国内客の伸びを年率1%(国交省航空需要予測)とし、外国人客の伸びを年率7.1%(2014年度観光白書)として計算。
- ※3) 2020年度予測ケースBは、大阪府への外国人訪問客を「大阪の成長戦略」の目標値で計算。
関空・りんくうIR 利用者数 | カジノ利用者数 | |
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ケースA(年間) | 8,402~11,174(千人) | 5,593(千人) |
ケースA(1日当たり利用者数) | 23,000~30,600人 | 15,300人(21.7%) |
ケースB(年間) | 9,542~12,539(千人) | 6,448(千人) |
ケースB(1日当たり利用者数) | 26,100~34,600人 | 17,700人(32.1%) |
※) IR利用者数は、アンケートの利用意向者率とGruber指数により推計
カジノ利用者数は、IR利用者数の内、成人率×カジノ利用意向率を乗じて推計
1日当たりのカジノ利用者数の( )は、外国人が占める割合
以上により、関空・りんくうIRへの入込数は、年間840万人~1260万人(23,000人~34,600人/日)と見込まれる。 また、カジノへの入込数は、年間560万人~650万人(15,300人~17,700人/日)と見込まれる(外国人比率21.7%~32.1%)。
以上の入込予測をもとに、関空・りんくうIRの事業規模を推定した。
IR利用者数(日) | 総売上げ(億円) | 延床面積(千m²) | カジノ利用者数 | 純売上げ(億円) | 営業利益(億円) | 延床面積(m²) | |
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最小値 | 23,000人 | 2,237 | 255 | 15,300人 | 671 | 168 | 76,500 |
最大値 | 34,600人 | 2,580 | 295 | 17,700人 | 774 | 194 | 88,500 |
※) カジノの売上額は、一人当たり消費額を想定して計算した。IR並びにカジノの延床面積は、入場者数、バックヤード、サービスヤードを含む一人あたりの整備面積、事業稼働率を想定して計算した。
カジノの総売上げのホールド・レートを20%、営業利益率を25%とする。
IR の総売上げ中、カジノの純売上げが占める比率を30%とする。
現在、国会でIR基本法に関する審議が進められており、カジノ利用を外国人に限定する案が一時検討されました。 その場合には、IR事業の立地場所がきわめて制限されることとなるとともに、本パンフレットに例示した需要予測、事業規模の 推定も大きく変わります。
2020年における大阪府訪問外国人※1 | 640万人/年 | |
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関西空港利用外国人のIR利用意向比率※2 | 57% | |
関西空港利用外国人のカジノ利用意向比率※2 | 36% | |
IR利用意向見込数 | 365万人(10,000人/日) | |
カジノ利用意向見込数但し、KANKU RINKU IRが整備された場合、それを目的とした訪日客が増加すると見込まれ、IR利用意向率、カジノ利用率は、15%~20%増加すると推定されます。 | 230万人(6,300人/日) | |
15%増の場合 | IR利用見込数:460万人(12,600人/日) | |
カジノ利用見込数:326万人(8,900人/日) | ||
20%増の場合 | IR利用見込数:493万人(13,500人/日) | |
カジノ利用見込数:358万人(9,800人/日) |
(2014年10月)
- ※1) 「大阪の成長戦略」に基づく目標値
- ※2) 「関西国際空港・りんくうタウンにおけるIR誘致に関するアンケート調査」より
2002年 | 8月 | 関空・りんくうタウンを「国際交流特区」にカジノ特別措置法の制定の規制緩和を提案 提案者 大阪府・大阪市・関西経済連合会・大阪商工会議所 |
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2003年 | 2月 | 東京、大阪、静岡、和歌山、宮崎の5都府県知事が連名で、カジノ運営の合法化を求める要望書を鴻池祥肇構造改革特区担当大臣に提出。 |
2007年 | 6月23日 | 「カジノナイト in 関空」開催(関西国際空港会社) |
12月15日 | 「カジノナイト in 関空」クリスマスバージョン(関西国際空港会社) | |
2008年 | 12月14日 | 「大人のカジノセミナー」(関西国際空港会社) |
2009年 | 8月22日 | 「カジノDE ナイト in 関空展望ホール」(関西国際空港会社) |
2013年 | 2月~3月 | 泉佐野市 統合型観光リゾート基礎調査事業 |
4月 | 「関西空港の事業価値向上に関する提言」にて関空2期島内にカジノとサーキット設置を提言 関西空港の事業価値向上に関する研究会(一般財団法人関西空港調査会内) |
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5月 | 泉佐野市 市政モニターアンケートIR構想に関する意識調査 | |
6月27日 | 泉佐野市議会IR誘致決議 「関西国際空港利用促進を図るとともに、自立した市政運営を推進していくための統合型観光リゾート施設の誘致を求める決議」 |
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7月1日 | 泉佐野市 統合型観光リゾート誘致職員8名辞令交付(現在10名) | |
10月9日 | 泉佐野青年会議所 「IRについて」講演会 | |
12月12日 | 泉佐野中央ライオンズクラブ「IRについて」講演会 | |
2014年 | 3月1日 | 泉佐野市において、IR誘致団体「泉佐野りんくう国際観光振興協議会」が発足 |
「泉佐野りんくう国際観光振興協議会」発足記念 国際観光振興(IR)シンポジウム開催(250名参加)、 第2部で模擬カジノも開催(150名参加) |
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6月6日 | 第1回泉佐野りんくう国際観光振興協議会「IR研究会」開催 海外カジノオペレーター参加 |
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7月~8月 | 関西国際空港・りんくうタウンでインバウンド・IR誘致についてのアンケート実施 | |
10月27日 | 第2回泉佐野りんくう国際観光振興協議会「IR研究会」開催 |



日本の玄関口「りんくうタウン」は、訪日外国人が最初に触れ、最後に訪れる地域として、日本の印象形成に重要なまちです。世界と結ばれる関西国際空港の目の前という立地特性を最大限に生かしたプロジェクトが進んでいます。
大阪府、泉佐野市では、国際医療交流の拠点づくり「りんくうタウン・泉佐野市域」地域活性化総合特区を推進しています。 がん医療や獣医療など地域の医療資源を活かした「国際医療交流の拠点づくり」、医療通訳の養成や域内外の医療機関との遠隔通訳ネットワーク化による「訪日外国人へのホスピタリティや地域魅力の向上による訪日促進」などを進め、国内外の人々が訪れ、交流する、魅力と活力ある地域づくりを目標として、国内外の人々が訪れ、交流する、魅力と活力ある地域づくりの実現を進めます。


IR法案は、国の機関としてカジノ管理機構を設置し、公正かつ健全なゲーミングの提供を担保するために、運営に係わる規則等を制定し、カジノ施行に関与する民間主体に認可を与え、使用する機械、器具、用具、システム等を認証し、かつカジノの施行を監視、監督するとしています。 泉佐野市では、大阪府と連携して、想定される諸課題について対策と準備を進めていきます。
- 犯罪・不正防止対策 カジノ事業者へのライセンス制度や審査、入場規制、カジノ場内外における警備、監視の徹底 など
- 青少年対策 未成年者の入場制限・規制の徹底、予防教育の実施など
- 依存症対策 依存状態の利用者の特定と入場制限、依存症ケアなど
- 地域貢献活動等 交通・景観面に配慮したインフラ整備、生活環境保全など