大阪都心部へのアクセスのよさによる都市型観光と泉州をはじめ、関西南部の自然・文化体験を楽しむことができる立地特性を生かして、空港近接のIRを誘致・整備することで、「関西南部の活性化拠点」「外国人観光客の周遊拠点」「日本再興戦略のシンボルプロジェクト」をめざします。


関空・りんくうIRでは、カジノツーリズムとMICEツーリズム、現在取組を進めている国際医療交流の拠点づくりを中心にメディカル(医療)ツーリズムの機能を統合することで、リゾートの相乗効果を高めます。
メディカルツーリズムはMICEとも親和性が高く、年間310万人(2014年推定)を超える関西国際空港のインバウンド客や
泉佐野市の外国人宿泊者数の規模などから、検査医療、先端医療、スポーツリハビリ、空港内クリニックなどへの展開が考えられます。
また、周辺地域の温泉や自然資源などとのリンクも視野に入れて広域観光の拠点となることをめざします。

IRの整備により、観光客と観光消費額が増加するとともに、関連する産業への波及や税収増、雇用の創出などの経済波及効果が期待されます。我が国で、東京、大阪、沖縄に新たにカジノができた場合、経済波及効果は4兆円、新たな雇用は6万人、税収は2千億?4千億増という資産もなされています。
(出店:日本経済新聞2014年1月3日)